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沖縄空手|館長のブログ

萬歳!20周年・・・

今日は、手を語る会の創立20周年記念演武大会があった。
本番前のリハーサルがあり、朝から会場の「国立劇場おきなわ」へ向かった。
昭和から平成の世替わりの頃、流派の垣根を超えサークル的に立ち上げた当時の中堅メンバーは、今流派を代表するメンバーとなった。(小生除いて・・・) CIMG1227.jpg
県内空手組織の四団体が大同団結し沖縄伝統空手道振興会が出来た今、メンバーこそちっぽけだが、この20年の歩みは、特筆すべきものがある。
祖先から継承する沖縄空手・古武道の調査・研究、海外への発信や大家を訪ねての聞取り調査、ビデオ撮影など、様々な活動を展開し斯道の発展に大きく貢献したと自負する。
さらに、平成元年に始まった沖縄タイムス社の少年少女空手道大会は手を語る会の主導で行われ、県内最大規模の大会となった。
開場とともに手を語る会オリジナルDVDの上映があり、今は亡き大家の先生方の汲めども尽きない含蓄のある言葉に会場中が聞き入った。
先達ご自身の修行体験を素材にして語る言葉は、会場の空手関係者へ心の糧を与えてくれるだろう。
開演では会員26名による空手の型と古武術の個人演武、分解・約束組手があり、国立劇場の舞台設備の良さが相俟って、絶妙な演出効果を醸し出した。
演武会で配布した20周年記念誌も大好評だった。 CIMG1237.jpg
タイトルは「温故知新」。表題は書家の謝花雲石先生の揮毫した扁額を縮小したものである。
構成は演武会プログラム、会員紹介、ビデオ撮影時の大家のインタビュー記録が「大家を温ねて」と題して収録されている。
総数119頁の小冊子だが、これまでの記録で他に類がないものであろう。
沖縄伝統空手のルーツを振り返る意味でもユニークな記録である。
これからも、恩師の教えを守り、自らの修練を怠ることなく、手を語る会の活動に参加していきたいものだ。


2009年3月29日 00:26 |

多忙な一日・・・

今日昼、今年度最後の理事会が開かれた。
次年度の総会へ提案する役員人事が主な議題であった。
久しぶりに恩師常延先生も出席し討議に加わって貰った。
いろいろな意見がある中で、一つの結論を導くことができた。
世界大会の開かれる中で、、事業の継続性を重視した陣容で固めたといえよう。
今後、沖縄伝統空手を継承・発展させる上で全沖の存在を示すベストメンバーになることが期待される。
理事会が終ったところで恩師を自宅までお送りして、夕方から全沖縄空手道連盟の設立から多大な業績を残した八木明徳先生の追善演武大会があり、みなさん揃って参加した。
カナダ、オーストラリア、インドなど海外をはじめ、県外の明武館関係者の追善演武があり、故人を偲ぶ盛大な会となった。 CIMG1178.jpg CIMG1183.jpg
日頃は交流の多くない沖縄空手界の先生方が一堂に会する会場となった。
「負けてもよいから、損してもよいから人の道を守れ」の教えを遺し天寿を全うされたが、斯道の重鎮として絶大な信頼を受け、その偉大さを感じさせる大会だった。


2009年3月22日 00:21 |

決行の機を待つのみ・・・

手を語る会20周年記念演武大会の準備万端あい整いました。
今日午前、那覇市で最終の合同練習を行った。
前回の例会で行った写真撮影に続き、演武予定者の型と時間をチェックし、綿密に計画を練った。
国立劇場おきなわの舞台を約1時間半、延べ25名の演武や分解で埋めるという。
小林流が「親泊のパッサイ」「城間のパッサイ」「松村のパッサイ」「五十四歩」「ワンカン」「ジオン」「十手」「北谷のクーサンクー」・・・、松林流が「泊チントウ」、少林寺流が「クーサンクー」・・・、剛柔流が「四向鎮」「十三手」「転掌」・・・、劉衛流が「アーナン」・・・、 CIMG1168.jpg
上地流が「十六」「三十六」「三十六の分解」・・・、琉球古武道保存会が「北谷屋良のサイ」「エーク術」、本部御殿手が「ウェークの手」を演武する予定だ。
リハーサルではうまく行った。
猛者?揃いの集団なので、この一週間が大事な時期となる。
最後に、代表幹事から万難を排し、身体は大事にせよ!という話しがあった。
特に、奥さん方の理解を得て空手が続けられよう「酒」を慎むようにとあった。
当人は大丈夫なのだろうか・・・


2009年3月20日 00:17 |

この「道」・・・

さきごろ、沖縄空手道剛柔流明武館総本部館長から案内があった。
月日の経つのは早いもので、八木明徳先生が逝去され七年が過ぎ、追善演武大会を22日(日)に行うと言う。 m_yagi85.jpg
先生は「沖縄空手道剛柔会」を設立し、沖縄空手界で「全沖縄空手道連盟」の結成に尽力され、多くの業績を残し、初回の県指定無形文化財保持者に認定された斯道の大家として知られる。
また、沖縄空手界が国民体育大会へ参加をめぐり、伝統空手か競技空手かで揺れたとき大変ご苦労された。
1981年、いわゆる滋賀国体の空手競技へ参加をめぐり(実際の問題は全空連の政治的意図による沖縄の組織への介入なのだが)、全沖縄空手道連盟が県体育協会から前代未聞の除名扱いを受けた。
当時、先生が新聞紙上へ投稿した論壇記事を懐かしく思い出す。
沖縄の伝統空手が本土化するのを危惧し、空手道の国体参加にあっては伝統ある型を崩すな!と警鐘を鳴らした。
現在では、県主導で沖縄伝統空手道世界大会が沖縄で開かれるようになっているが、先見の明があったといえよう。
先生の好きな字に「道」があり、先生の著書になっている。
「首」に「辶」ということだが、「辶」に船という意味があり、決死の覚悟で修行すると語っている。
中国の武術家には「法」背いても「道」には背かない人もいると言う。
剛柔流始祖の宮城長順先生も「道」と言う言葉が好きで、それにしたと言っていた。
日曜日は全沖の理事会終了後に揃って追善演武大会へ参加したい。


2009年3月19日 00:13 |

大詰めの作業・・・・

今月29日、国立劇場で演武会を開く「手を語る会」。
昭和の世替わりに発足し、創立20周年の節目を迎えての取り組みで、記念誌発行がある。
小生は、編集委員を言いつけられ、作業のお手伝いをしている。
昨年からの作業段取りであったが、実動は今年である。
構成のイメージから具体的な骨子が見えて、作業は校正段階に入っている。
歴代代表者の挨拶や記事投稿、記念演武会の型解説に近影、会員プロフィール、斯道の大家を温ねて
では映像記録を掘り起こしてインタビュー記録にする作業(実際はT先生が担当してほぼ終了)などが、大詰めを向かえて会の代表者と事務局長との合同作業をS社で行った。 CA330066.jpg
懐かしい写真や新聞記事、長老のインタビューで得た各流派の特徴や恩師の思い出・・・そして師にまつわるエピソードなどが収録される。どれも興味深いものである。
流派を超え、沖縄伝統空手道のあるべき姿を熱く語ったメンバー。
その20年の活動の歩みが詰った記念誌、出来上がりが楽しみだ。
同時に日頃の例会が「酒?を語る会」へ変貌することへ不安を抱き黙々と鍛練を重ねるメンバー。
その仲間たちの本番での演武が楽しみだ。


2009年3月17日 00:09 |

演武大会を終えて・・・

この頃、二十四節気で啓蟄に入り幾分暖かく感じられるが、春分までは三寒四温で、今晩はまだ肌寒い。
今日午後、豊見城市で第24回全沖縄空手道連盟空手・古武道演武大会があった。
当連盟は剛柔流、少林寺流、上地流、小林流の会派から成る。
県下28道場で構成されるが、会の発足以来53年間、道統を絶やすことなく伝統空手の担い手として大きな役割を担ってきた老舗の組織である。 CIMG1154.jpg
今大会から初めて、「沖縄空手古武道少林寺流振興会」の組織名の下で参加した。
会の構成は千武館、養心館、和道館、志道舘の四道場から成り、小学生のアーナンクー・ワンシュウ、中学生のパッサイ、一般のセーサンの団体演武と五十四歩の個人演武を披露した。
また、後に行われた館長演武では、千武館長が「徳嶺の棍」、養心館長が「セーサン」、和道館長が「パッサイ」、小生が「公相君」の個人型を演じ、全員参加を果たすことが出来た。
少林寺流の活動の間口を広げることを目的にする振興会の門出に相応しい大会となった。
少林寺流の流派において多くの会派が存在する昨今、正しい少林寺流空手道の継承・発展のため、会員が一丸となって精進していくことが求められる。


2009年3月 9日 00:05 |

今日の稽古・・・

あっという間にやってきた。今日からやよい。
ほんとうに月日の経つのが早くて驚きです。
さて、全沖縄空手道連盟では今週日曜日に演武大会がある。
隔年毎の開催なので2年ぶりである。
大会に向けて、千武館と小生の稽古場を交互に高段者の合同の稽古をしてきたが、今日は最期の手合わせとなった。 CIMG1148.jpg CIMG1149.jpg CIMG1150.jpg 大会での館長演武は、他の流派に交じって全員がエントリーした。
養心館長がセーサン、千武館長が徳嶺の棍、和道館長がパッサイ、小生はクーサンクーを演じる。
本番前の稽古だが、心地よい緊張感を味わい、動作に緩急と強弱を意識し、相互で念入りにチェックする。
緩急と言えば戦時のパロディーに「汝んかんきゅーあれぇー 我ったーんかんきゅーあん」・・・
とりあえず結果は、参加者同士でお墨付きが与えられて、本番を迎えることになった。
CIMG1151.jpg CIMG1153.jpg 本番が近づくと、「居ちん 立ちん 寝んてぃん 起きてぃん 這てぃん 居ららん」の心境で稽古に打ち込んでいるようだ。
振興会発足後、初めての行事なので、皆の健闘を期待したい。


2009年3月 1日 23:53 |

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