今日は、手を語る会の創立20周年記念演武大会があった。
本番前のリハーサルがあり、朝から会場の「国立劇場おきなわ」へ向かった。
昭和から平成の世替わりの頃、流派の垣根を超えサークル的に立ち上げた当時の中堅メンバーは、今流派を代表するメンバーとなった。(小生除いて・・・)
県内空手組織の四団体が大同団結し沖縄伝統空手道振興会が出来た今、メンバーこそちっぽけだが、この20年の歩みは、特筆すべきものがある。
祖先から継承する沖縄空手・古武道の調査・研究、海外への発信や大家を訪ねての聞取り調査、ビデオ撮影など、様々な活動を展開し斯道の発展に大きく貢献したと自負する。
さらに、平成元年に始まった沖縄タイムス社の少年少女空手道大会は手を語る会の主導で行われ、県内最大規模の大会となった。
開場とともに手を語る会オリジナルDVDの上映があり、今は亡き大家の先生方の汲めども尽きない含蓄のある言葉に会場中が聞き入った。
先達ご自身の修行体験を素材にして語る言葉は、会場の空手関係者へ心の糧を与えてくれるだろう。
開演では会員26名による空手の型と古武術の個人演武、分解・約束組手があり、国立劇場の舞台設備の良さが相俟って、絶妙な演出効果を醸し出した。
演武会で配布した20周年記念誌も大好評だった。
タイトルは「温故知新」。表題は書家の謝花雲石先生の揮毫した扁額を縮小したものである。
構成は演武会プログラム、会員紹介、ビデオ撮影時の大家のインタビュー記録が「大家を温ねて」と題して収録されている。
総数119頁の小冊子だが、これまでの記録で他に類がないものであろう。
沖縄伝統空手のルーツを振り返る意味でもユニークな記録である。
これからも、恩師の教えを守り、自らの修練を怠ることなく、手を語る会の活動に参加していきたいものだ。