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沖縄空手|館長のブログ

2009年度前期昇段審査

今日は日曜日、理事会に先立ち2時から全沖の昇段審査があった。
段位称号部会長を務める常延先生を拳誠会道場まで案内した。 CIMG1485.jpg CIMG1488.jpg
受験者は九段、八段、七段、五段の実技試験で型、組手、空手に関する論文が課せられる。
受験者7名が緊張した面持ちで試験に挑んだ。
結果は全員合格したが、審査に当たった先生方の講評は辛い評点のようだった。
新しく認定された段位に相応しい武技を備えるよう日々鍛錬してほしいと複数の先生が話していた。
今回は少林寺流から高段者の受験は無かったが、各流会派段級審査委員会が行う四段以下の受験者にも厳しく臨む必要がある。
近年、その審段級査委員会の機能が休止しているのは寂しいように感ずる。
各会派任せの審査も申請に限らず、実施試験の報告を求める必要があろう。


2009年5月31日 23:00 |

与那原教室の昇級審査

今日、与那原教室では昇級審査を行なった。
昨年は後期の進級が無かったのでちょうど1年ぶりである。
10級から3級まで19名の審査を行った。
進級の課題は、①基本動作を理解しているか、②普及型Ⅰ、アーナンクー、セーサン、ワンシューの型を体得しているか、③形には瞬発力や残心を示しているかなどである。
日頃の練習の成果を十分に発揮することが出来れば良いのですが、いざ試験ともなると頭が真っ白なのか足下もおぼつか無い。(困)
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普段の練習光景で指導員のお話しを良く聞いて練習に打ち込む子供ほど演武がうまい。
逆に、指導員の話しも上の空で聞き・・・
元気?で走り回り手を焼かせる子供は緊張しオロオロする。
結果は十九名中、13名がそれぞれ進級し、認定証を交付した。
思うように結果が出せず進級できなかった子供、体調が悪く試験が受けられなかった子供、学校行事で休んだ子供・・・来月末には皆、進級できるように頑張ってほしい。
新しい級位と帯色の下で、今年も頑張って行こうね\(^o^)/


2009年5月30日 22:53 |

稽古 IN 大川道場・・・

今日の空手稽古は、少林寺流最南端の稽古場、糸満市の大川道場でご一緒する。
毎週金曜日にM師範が館長を務める大川道場である。
練習生が多く、子供から50代までの年齢層が汗を流す賑やかな稽古場だ。
県内では、世界大会が70日余にせまり、未来を担う若獅子達(ヤングライオン)のキャッチフレーズで800名の子供たちの練習も始まっている。
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沖縄空手道少林寺流振興会からも50名余がそれに加わる。
少林寺流の底辺拡大につながると確信しているので、頑張ってほしい。
有段者を対象にする大人の交流演武でも46名の名簿を提出済みだ。
演武はアーナンクー、セーサン、パッサイの団体演武だ。
北は北海道から南は沖縄まで、全沖縄少林寺流空手道協会求道館の門下生が一堂に会して武道館のメインアリーナを埋めて演武することは初めてなので胸もワクワクする。
その号令合わせの試みで、小生、M師範、K師範で稽古を始めている。
概ね区切りが確認できれば、県外の関係者へお知らせするつもりでいる。
また、セミナーについても受講者数が増え、常延先生のコースに外国64名、県外14名、計78名が受講予定だ。
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2時間の持ち時間で少林寺流の沿革、型の特徴、実技講習、分解を行うとして、補助者で分解研究をするよう先生から指示されている。
晩8時半頃の遅い時間を車で移動しているが、本番直前までは続けようと考えている。
いま大川道場は、その打ち合わせも兼ねての稽古場で、汗を流すのが楽しみだ。


2009年5月29日 22:48 |

県代表選手選考・・・

世界大会の開催まであと90日。
今日16日(土)、県立武道館アリーナで県代表選手選考会があった。
14種目で争われ、ベスト8以上が本戦へ進出だ。
教室の指導員三人と共に選考会へエントリーした。
空手道の型成年男女と古武道のサイ・シニア女子、棒・シニア男子の四種目にチャレンジした。
結果は女子の空手道型の成年と古武道サイのシニアが三位入賞を果たし、
8月の本戦への出場資格を得た。 CIMG1428.jpg
本戦に向けて更に練習を重ねて、十分に日頃の練習の成果を発揮して欲しい。
小生も長いこと競技の舞台から遠ざかっていたが、練習生の挑戦に奮起して、古武道の棒シニアで参戦した。
結果は2回戦からであったが、徳嶺の棍を演じて敗退した。
徳嶺の棍は、少林寺流、唯一、流派で継承する棒の型である。
この演目でみごとに粉砕されたので、不思議とスッキリした。
数ある棒の型で一つを窮めるより、競技者として見栄えのある幾つかの型をマスターすべきか迷うことがある。
徳嶺の棍でも十分にいけそうだ。
これからも機会があればチャレンジしたいものだ。


2009年5月16日 22:45 |

GW中の特別稽古・・・

GWの連休も今日が最後だ。
古武道の教授陣の好意で、臨時の古武道稽古日を頂戴した。(感謝です!m(__)m)
臨時なので人数が少なく、細かい指導を受けることができた。
社団法人沖縄古武道連盟の役員の直接指導は実にあり難い。
教授陣は副会長のM先生と理事長のT先生だ。
連休最後の今日、4時間ほど丁寧にご指導を受けた。
朝雲の棍、津堅の棍、周氏の棍、佐久川の棍、添石の棍の型を繰り返し反復して、手数を覚えた。
朝雲の棍は故又吉真豊先生系に伝わる型で、片膝を伏しての流し受けからの横打こみ・貫き技、脚払いの攻めを外す跳びあがり動作、後方へのえぐり下段突き、棒を長く構えての切り上げなど多彩な技を繰出す。 CIMG1381.jpg
津堅の棍は、肩に棒を担いで、敵に棒の長さを悟られない位置から鋭く打ち込み、すかさず貫きを放つ技がある。
全体的に攻防一如の力強い動作がある。
腰を低く落として半身になって敵の棒を押さえて封じる独特の姿勢がある。
また、外側に滑らかに転身しながらの縦構え(右肘をしっかり固定した状態で、額上で左腕を構える)が特徴の一つである。
技の合理性を理合というが、優れた先人が苦心の末に到達した真理や理論・・・その考え方が凄い。
漠然と技を放つことでなく、なぜこういう動作をするのか理解しないと本当に身に付くものではない。
偶々決まった技に一喜一憂するのでなく、確実に「こうすればこうなる」と合理的な技が出るまで反復練習をすべきだ。
実際の技を、理屈も理解して稽古を重ね、しなやかで滑らかな棒の振りができるよう「理業兼備」の修業をめざしたい。


2009年5月 6日 22:41 |

沖縄古武道の稽古・・・

五十の手習いとか申しますが・・・
時期を逸しての古武道稽古は実際体験してみないと分からない苦しみがある。
今更ながら機会があって、社団法人全沖縄古武道連盟の下で、棒や釵、トンファーなど古武道の指導受けている。 CIMG1360.jpg
4時間かけて朝雲の棍、周氏の棍、佐久川の棍、津堅の棍、添石の棍、釵Ⅰ・Ⅱ、千原の釵、トンファーの型を繰り返し行っている。
空手の稽古と勝手が違い力任せにしようものなら最後まで振るのに一苦労だ。
できる限り力を抜いた状態から最大の力が引き出せるようにしなやかな武具の振りが求められる。
沖縄の古武道には二つの系統があり、勢力を二分している。
棒の振り方にもそれぞれ特徴があり、腰あてと肘あてとがある。
四股立ち、前屈立ち、後屈立ちなどがあり、身ごなしに特徴がある。
また空手に較べて、古武道の理合は分かりやすいので技の導入がし易い。
40年来、徳嶺の棍や志喜屋仲の棍を振ってきたが、
いろいろな指導を受ける中で、新しい発見もある。
これから初心に返って、伝統古武道の技と心を磨いていきたいものだ。


2009年5月 2日 22:38 |

少年・少女指導・・・

今日は5月最初の練習日だ。
与那原教室の練習生は皆一学年進級し、落ち着きとともに練習の心構えができてきた。
空手における少年指導の留意点について考えることがある。
小生の子供の頃、空手を習う動機に「強くなりたい」が殆どであった。
単純だが分かりやすい。 CIMG1359.jpg
あの頃とは時勢はちがい、今や親が子に求める習い事になった。
もちろん当時、空手修行目的に人格の完成や精神修養はあった。
こどもが健全に成長する為、親や指導者と一緒に努力すること、
成功体験をしてもらうこと、褒めてもらうことは必要である。
努力して得た成功の経験は、人間の本当の喜びだ。
目標を立て、やる気を引き出してチャレンジさせる。
困難があってもやり遂げる、目標に向かって努力させる。
その素晴らしさを体験させ、感動させることが必要だ。
優しく、そして厳しく見守ることができる大人が必要だ。
ドロシー・ロー・ノルト博士の「子どもが育つ魔法の言葉」と「子は親の鏡」がある。
博士の説く教えの如く、家庭でも、学校でも、そして稽古場でも温かく見守る。
これが少年・少女指導での留意点だろうか。
同時に「噴せずんば啓せず。非せずんば発せず。
一隅を挙げて三隅を以て反さざれば則ち復たせざるなり」。
この頃、論語の意味が気にかかる。


2009年5月 2日 22:35 |

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