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沖縄空手|館長のブログ

慰労会・・・

2009沖縄伝統空手道が終って一息ついた頃・・・
世界大会の労をねぎう慰労会があった。
会場になった南城市某海岸では大型連休を楽しむ行楽客に混じって、少林寺流の関係者が馳せ集まった。
世界大会では、多くの皆さんの協力を得て、①ヤングライオンのキャッチフレーズで企画された少年少女合同演武、②本土各地の少林寺流関係者合同でエントリーした交流演武、③仲里常延先生の特別セミナー、そして④型競技、⑤交流会と全日程に参加することができた。
皆さんご苦労様でした。ありがとうございましたm(__)m
とりわけ、全沖から大会役員として派遣され、昨年から準備に取り組んできた役員の皆さんお疲れさまでした。 CIMG2050.jpg
CA330090.jpg
連休中最中、北部離島から駈けつけてくれてTさん、道に迷い?会場まで時間のかかったKさんご苦労さんでした。
次の大会でも結果が残せるよう稽古に励んでください。
都合でご馳走の写真がアップできませんが・・・
栄養価の高い貴重な材料を提供して下さったAさん、朝早くから準備に駆けつけたOさんおよび友人たち・・・そしてイニシャルでも登場できない多くの皆さん、大変お世話になりありがとうございました。m(__)m
慰労会の参加者は13名。
なお、常延先生のところへご馳走のお裾分けで、昼間にお届けして歓んで貰いました。
転勤で求道館に通えなくなったKさん、
久しぶりに先生の笑顔が見れて良かったですね(^。^)


2009年9月29日 12:29 |

(再掲)南フランスの武道家・・・

県内唯一の法人武道団体「社団法人全沖縄古武道連盟」M先生の下で、沖縄古武道を学んでいる。
当組織は琉球古武道連盟として発足したが、1972年、本土復帰を機に社団法人の許認可をうけた。
以降、沖縄県の指導、助言の下、責任と義務のある武道活動を行っている。 KevorkDick.jpg
先に行われた沖縄伝統空手道世界大会へ海外43カ国800名余の参加があったという。
当連盟の関係者も大勢参加したという。
小生は、M先生のご厚意によりフランス人武道家KEVORK Dick.(教士八段)一行の稽古場へ同行した。
KEVORK氏は南フランスのマルセイユ市で沖縄空手道小林流の道場を構えている。
本場の空手や古武道を学ぶ為、20年前から十数回沖縄を訪れ、修行に励んでいるという。
彼の探究心は空手、古武道に止まらず、古くから地域に伝わる村棒にまで範囲を広げ、熱心に取り組んでいるという。 KevorkDick200908.jpg
八重瀬町東風平の稽古場では10名の門下生を引き連れ汗を流していた。
施設の職員よれば毎年この時期、ここへ村棒を学びにくるという熱心ぶり。
朝雲、津堅、周氏、徳嶺など型を見せてもらうが力強い、緩急つけた演武が素晴らしい。
沖縄の高段者と比べて少しも遜色がない。
沖縄小林流志道館中村道場館長によれば「沖縄空手道、古武道、さらに村棒を稽古するKEVORK氏は尊敬できる外国人武道家」だという。
写真のごとく大男で、ド派手な脳天打ちや流し打ち・・・技の大きさにはビックリする。
同じ六尺棒が短くも感じてしまう。 DSC_0011.jpg
一行は世界大会後も数日沖縄へ居残り、練習を続けて、昇段試験へ挑戦した。
厳しい課題審査の結果は、全員合格で、めでたく沖縄を発った。
故又吉眞豊先生へ継承された古武道の型が遠く海外まで普及発展するよう、彼らの活躍を祈っている。


2009年9月28日 12:23 |

TV放送から・・・

NHKが県内向けに放送する地域情報番組に「きんくる~沖縄金曜クルーズ~」がある。
当番組は、あの有名な武田真一アナウンサーと沖縄芸人・津波信一(南城市某区の元青年団長)のダブルしんちゃんのキャラで進められた番組。
武田アナの東京への栄転後は、沖縄各地を航海する船には津波信一船長、飯田紀久夫、石原萌の乗務員が乗船して沖縄の情報を発信している。
昨日晩、「沖縄空手」を大特集したものが放送された。
県外の皆さんには番組が見せられなくてごめんなさい!
小生も放送日を忘れていましたが前日の求道館での稽古でAさんから教えてもらった。(感謝)
番組では先月の沖縄伝統空手道世界大会が放送され、世界が注目する沖縄空手の魅力、成年型で世界一を争ったI選手とN選手の準決勝の様子とスタジオでの再現、国際的に活動する島袋善保先生、東恩納盛男先生、沖縄空手四団体の統一組織「沖縄伝統空手道振興会」の高宮城繁理事長のインタビューなどがあった。 CIMG1581.jpg
また治安や政治の不安定なグアテマラから世界大会に参加した空手家のインタビューあり、沖縄空手の精神的有意点も紹介された。
沖縄空手が影響を受けた国名はどこ?
沖縄空手が県外へ普及したのはいつの時代?・・・などのクイズ番組もあり、大人に混じった子供たちが手をあげて答えていた。
空手の発祥の地、沖縄が沖縄伝統空手と他との違い知り、特化的にそれを発展させれば、世界大会の定例開催も夢でないだろう。
それを通じて、観光立県沖縄の観光資源にもなるだろう。
県主導で四年毎の開催を望む・・・


2009年9月26日 12:18 |

喜屋武先生の命日に因んで・・・

今日は9月20日・・・
喜屋武朝徳先生の命日である(合掌)。

先生の「空手の思い出」(昭和十七年五月)に登場する吉村仁齋翁のこと義村朝義は、棒術・剣道・馬術までに至るまで武芸百般の修行を積んだことで知られる。
また氏は書家や画家としても知られる。yoshimura.jpg
晩年は東京や大阪に移住し、絵画や書道に専念したという。
記録によれば向氏・義村御殿は難渋する嗣子継承の運命?にあり、次男ながら、朝義は兄朝真の跡目を継ぐ。
しかし、大阪在住の1945年3月、大空襲に遭い生涯を閉じたという。
沖縄県立博物館には、氏の「自伝武道記」、貴重な文献があるというが、小生はまだ読んだことが無い。

それから六ヶ月後、喜屋武朝徳先生も旧石川市で波乱の生涯を閉じている。
他に、空手・武道家の戦死といえば、明治神宮奉納演武で本土へ剛柔流の名を知らしめた新里仁安先生がいる。
先生も1945年3月、金武村で米軍の爆撃による戦死で行年44歳ある。
沖縄の誇る空手・古武道の大家が次々に戦渦を被ったことになる。

世界のどの国どの地域でも「戦さ世」のない平和な世の中を願いたい・・・


2009年9月20日 12:15 |

取手(護身術)の実践講習・・・

今日、午前、午後の稽古につづき、夕方から県立武道館で手を語る会の定例会(練習会)があり、参加した。
講師は本部御殿手のS・M先生が務めた。
琉球王朝時代から本部家に伝わる一子相伝の秘伝武術と言われる。
テーマは護身術なので、①腕を掴まれる、②襟を掴まれる、③後から抱きつかれる・・・等を想定してペアで行った。 CIMG2035.jpg
相手にダメージを与えるような強烈な技でなく、女性にも学べるものだろう。
相手の力と重心移動を利用した流れるような円形の動きは、見ていて美しい。
琉球舞踊と似たような手首のこねりもあった。
しかし、ときには逆手を取る、投げる、顔面を叩く技があるので実践的防御でもある。
受身が派手な動きで知られるが、実演するとその理由が良くわかる・・・ CIMG2036.jpg
関節等の心地良い?痛みに耐えられず、投げられることを選ぶしかないようだ。
技には五十四歩や公相君に似た理合もあり興味深いものがあった。
沖縄伝統空手道世界大会後の初めての練習会だが、14名の会員が参加して汗流した。


2009年9月19日 12:07 |

稽古三昧・・・

今日は教室の定例日。
でも、何故か?午前から無性に身体が要求する。
一時間ばかり2階稽古場で棒の稽古で汗流し、道着一枚目を消化する。
午後から定例の教室に入るが、定位置基本稽古を多めに課して入念にチェックする。
移動基本稽古を終り、休憩無しで普及型Ⅰ、Ⅱ、アーナンクー、ワンシュー、セーサンを繰り返し行わせた。 CIMG1910.jpg CIMG1912.jpg CIMG1914.jpg
先週の気の緩み傾向がまだ残るので、ちょっと多め?に厳しく反復させる。
低学年は一人一人やらせてみて、無事クリアーできる子と課題の残る子を分け、さらに繰り返し型を行わせた。
これから発表会の機会もあるが、日頃の練習の成果を発揮してほしいものです。
ミット打ちをやらせて子供は終了し、大人は古武道稽古へ進める。
徳嶺と朝雲の手順をチェックして、動きを点検する。
力み過ぎず、円の動きに心がけるように指導する。
特に流し打ちの力の絞り方と釣竿の振り方を説明して・・・
流し打ちを理解してもらう。
攻撃を避けての足のかわし方、下段のハネ受けなど古武道特有の形(技)の説明もする。
古武道に関心を持たせる為、理合も学習させる。
これで二枚目の道着を消化した。
夕方から、千武館での高段者稽古を行う。
少林寺流の七つ型と徳嶺の棍、加えて津堅の棍、赤人の櫂術、周氏の棍・・・
代わる代わる流して、大量に汗をかき、3枚目の道着を消化。
一日で3Rの稽古三昧、久しぶりに気持ちが良かった。


2009年9月12日 12:00 |

今日の稽古・・・

暦は九月に入って十日が過ぎた。
今年はユンジチの為、九月に旧盆を迎え、
求道館での稽古は今日が始めである。
外は炎天下、まだきびしい残暑で汗びっしょりの稽古だが・・・
二十四節気は白露へ入り、幾分暑さが和らいだようだ。
もうすぐ秋分で、空手の稽古が、いいあんばいになるだろう。
涼しい?季節に誘われ、求道館への稽古に訪れる門弟も増えるだろうか・・・
定置から移動基本動作・・・アーナンクー、セーサン、ワンシュー、パッサイ、
五十四歩、チントー、クーサンクー、徳嶺、津堅、朝雲としっかり力を込め、
ゆっくり型を確認した。
稽古はいつものことだがAさんと二人だった。 CIMG1892.jpg
先生は、屋敷内に東側に繁茂する草木の除草作業の現場監督?で
道場へは来ることは無かった。
稽古の帰りに声を掛けたが、炎天下の中、作業員を取仕切るだけあって・・・すこぶる元気な様子だった。
今日の雑談では、青い空と海を前にして帆船のお話しがあったが、
沖の方に船が見える訳ではなかった。
眼中にあるのは祖母で、国頭村奥の出身であったという。
昔、国頭から物資を積み込んで与那原へ入港するやんばる船(馬艦船とか帆船とも)のお話しだった(^_^;)
前と後に二本帆柱が立ち、白い帆を掲げて、那覇や与那原、平安座、比謝矼の中南部と今帰仁村運天や国頭村奥など往来する交易船を言うらしい(゚゚)(。。)
先生曰く、何故か?「船体の大きさは帆を見れば分かる」と話していたが・・・
先生は昼間から元気そうだったので安心した(^。^)
若い頃の先生を知る隣のAさんにも意味がわかっただろうか・・・(笑)


2009年9月10日 11:57 |

志喜屋仲の真実?・・・

昨年、沖縄空手古武道事典が出版された。
知念志喜屋仲の記述があり、小生が継承者の一人として紹介しているのはありがたい。
しかし、事典となると記述される内容に異議を唱えたい。実しやか添石家での逸話?まで紹介されているが文献・資料等に基づくものだろうか・・・
本書では添石家にご奉公する志喜屋仲が添石の棒術の練習を盗み見して秘かに修練して、非凡な素質を見込まれて弟子入りしたとある・・・
添石家の長男との棒術の試合で敗れた話しまで詳細に紹介されている。読んでいて面白い・・・(^^)
でも、事典というからには信憑性はどうだろうか?
かつて与那原町長を務めた渡山流の宗家の話しとして聞いたことがある。
「添石(シーシ)の棍の原型が知念の志喜屋にある」と言っていた・・・
小生の実家の隣が屋号「志喜屋仲」なのだが、床の間には戦前まで志喜屋仲愛用の太くて長い棒が飾られていたという。(これこそが志喜屋仲の棍で、型は現代まで昇華された)
志喜屋仲は、訳があって奉公先から帰った後は棒のお話しをしなくなったという。
地域ではご奉公を解かれるための買収説?や稽古中に肉親を失った事故説?まで長老達から聞かされたことがあるが棒術をやめた訳は定かでない。
因みに本書で、志喜屋仲の直系の子供は太平洋戦争で皆亡くなったとあるが、
小生が中学の頃、志喜屋に伝わる志喜屋仲の棍の稽古を直系の孫に当たる仲里翁(南米帰りで二男に当る方)の前でやったことがある・・・


2009年9月 9日 11:55 |

世界大会最後の仕事・・・

沖縄伝統空手道が終って23日が過ぎて、
外国から参加した方の居残り修行者も消え、ひっそりしているという。
今日、有名な先生方が名を連ねるセミナー部会で最後の総括会議があった。
無名の小生も機会に恵まれ?、末席を汚している。
でも、この間のお手伝いを通じて、いろいろ勉強になった。
会議の冒頭、部会長から「今日をもって全員参加!した」と報告があり
笑いを誘い会場を和ませた。 CIMG1891.jpg
今回から「伝統」の文字が初めて入った。
近年沖縄伝統空手道への回帰現象が起こっていることは、そのメッカの誇りだ。
新型インフルエンザの流行や経済不況、県外にあってはお盆の真っ只中にもかかわらず
海外728名、県外142名、県内192名の参加が報告された。
多くの経過や課題を残しつつ大成功であったとの発言が多かった。
講師や助手の表現力や語学力の必要性も指摘され、
空手の国際化に対応する語学力の向上を図るべく日頃から取り組んで欲しいとの意見があった。
今後に活かすべく、大会日程の検討や伝統性を全面に押し出した企画・・・
補助金支給方式による競技の流派別分散化(組織に大会運営を委ねて、必要な経費は補助金で賄う)、
海外からの参加者への経済的負担を軽減する施策、
首里城での大家の奉納演武は、参加者が見学できるよう大会直前に行うこと等々
積極的な意見があった。
沖縄が空手のメッカとして、更に人材や施設が充実し、四年に一度の開催が定着するだろうか・・・
その実現には、空手関係者や行政に携わる方々の努力と協力が不可欠だ。


2009年9月 8日 11:52 |

心機一転・・・

今日は2学期初めての空手教室。
今週、県内では新型インフルエンザも落ち着いたとニュースがあって、
空手教室もひと安心だ。
夏休みの気の緩みが残る時期で、普段より基本稽古を重点にやらせる。 CIMG1889.jpg
子供クラスの型は普及型Ⅰ、アーナンクー、ワンシュー、セーサン・・・
中学生・大人クラスはそれに加えてパッサイ、五十四歩、チントーを連続しておこなう。
子供たちは大人の力強い型に、すっかり心を奪われて、うとっりして見入っていた。
普段見慣れない型は子供たちに刺激になっただろうか・・・
メリハリつけて、刺激と言えば、教室では古武道にも取り組んでいる。
徳嶺の棍に朝雲の棍を大人クラスで指導を始めている。
左右下段払い受け、上段打ち、基本構え等、数々の技の理合を説明を加える。 CIMG1252.jpg
徳嶺の棍を初めて約半年、又吉系古武道を教室でも取り組む予定だ。
棒端にまで神経を張巡らせ、体に引き付けて振れるようになった頃、
古武道大会へのエントリーも考えている。
古武道の稽古によって、空手を長く続けるためのきっかけが見つけると良いだろう・・・
中学生が型を覚えるのが早いだけに、今後の成長が楽しみだ!


2009年9月 5日 11:47 |

沖縄のお盆・・・

旧暦7月13日、ご先祖様をお迎え(ウンケー)し、
7月15日は名残り惜しくご先祖様をお送り(ウークイ)する。
沖縄の旧盆は旧暦なので毎年異なる。
今年は約10年?ぶりに9月に入ってからだ。
天気が良ければきれいな満月を楽しめる。
今年は台風?の影響か・・・風が強く曇っている。
昨年から親戚一堂が会して合同ウークイが復活して、その日はにぎやかだ。
ひと昔は親戚との交流が密で子供の顔まで知っていたが・・・
地元を離れて暮すものも多く、日常の付合いが疎遠だ。
親戚の親交を深める為に合同ウークイをしよう言うのだ。
CIMG1887.jpg
仏壇のご馳走をウサンデーして、皆でいただく・・・
ウチカビ(あの世のお金)焚いて、ご先祖をお送り(ウークイ)する慣わしになっている。
重箱に詰めた三枚肉、豆腐、蒲鉾(赤白)、ごぼう、コンニャク、昆布、天ぷらに・・・・
果物、そして杖代わりにサトウキビが飾られる。
ご先祖さま、今年はお盆は如何でしたか?
楽しく過ごせましたか・・・一族みな元気に暮しています。
これからも見守ってください。
また来年まで御機嫌よう!と祈って・・・
最終便の時間に合わせて、ウークイが無事終った。


2009年9月 3日 11:39 |

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