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沖縄空手|館長のブログ

現役年長者に学ぶ・・・

正月明けには不釣合いのタイトルだが、この頃感じる。
皆さんは何の為、空手や古武道をやっているのだろうか?
本当に立派な人間性の高揚のためなのだろうか・・・
修練を積んで優れた無形文化財の普及・発展を図るためなのだろうか・・・
いや、それは結果であって、違うような気がしてならない。
今更ながら気にしてもしようがないが、理由は別にあるのかも・・・
誰でも若い時は、特に男性は旺盛な体力と気力を持て余す。
TVの総合格闘技やボクシングなどに夢中になり、相手を打ち勝つことに快感を覚えたり、
カンフー映画やアクション映画に興じたりしたことがあっただろう。
もちろん武道の持つ人格形成や精神修養は尤もなことである。
が、普通に考えれば、鍛錬する意義は別にあるのかも・・・
それは「強くなりたい!」という願望だろう。 CIMG2864.jpg
理屈抜きに分かりやすい動機である。
話しが変わって・・・
学生の頃競技で活躍した者が社会人となった今、空手を続けているかと言えばそうでもない。
社会人ともなれば仕事や家庭など周りの環境にも左右され空手を続けるのも困難だろう。
一方、周りには60代、70代になっても十分闘える「武道」に拘って稽古する現役年長者は意外と多い。
スポーツでなく武術・武道として、老いても「強い」自分に陶酔する達人願望の方々である。
昨年から機会に恵まれ、現役年長者の先生方と稽古場をご一緒させて頂いている。
高齢なのだが、いざ演武で型を演ずると流れるような重厚な作風である。
力の強い若い?自分に真似できない動きを見ることができる。
力を超越して、熟達した心と技が現れる。
本当に強いのは心を技を磨くことなのだろう。
小生にも本当の空手・古武道の面白さに気づかせてくれて感謝です。
歳をとるごと強くなりたい、永遠の強さを追い求めていけるだろうか。
「亀の甲より年の功」と・・・
斯道の年長者の積んだ経験、心、技から教わっていきたいです。


2010年1月 5日 20:35 |

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