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沖縄空手|館長のブログ

ニントゥーヌ ヲゥガミ(年始の参詣)

寒中、お見舞い申し上げます。
今年も「斯道の舘」をよろしくお願い致します。
それぞれの地で、ウサギの如く、飛んではねて、躍進しましょう!

昨晩、いや今日は遅くまで起きて年越しの稽古となった。
元日の寒い朝、出身地で年始の拝みがあって、午前から志喜屋区へ出かける。
都会では、元旦の初詣は神社仏閣が普通なのだが、当区では祖先崇拝儀礼による年始の参詣(拝所巡り)が続いている。これが志喜屋区伝統の初詣なのだ。
小生実家の根屋に午前10時、区長さんをはじめ大屋門中が泡盛と米と盃の入った併子(ビンシー)持って集合。今年の13ヶ所の拝所巡りが始まった。今の時勢に伝統を学び継承すべく、拝みの順序と場所を纏めてみたφ(.. )
13の拝所のうち4ヶ所は、門中構成四家の祭壇なのだが、他は領主の象徴となる殿(トン・公民館前で古老たちが棒術の稽古した場所)と、水源の井戸や湧泉が拝みの対象なのだ。
CIMG3881.jpg CIMG3882.jpg CIMG3886.jpg CIMG3888.jpg CIMG3890.jpg CIMG3891.jpg CIMG3892.jpg CIMG3895.jpgCIMG3899.jpg古老たちによれば、門中構成の四旧家(エーガー=長男、ウフメー=二男、メー=三男、ウフヤ=四男※いずれも屋号)が志喜屋区の始祖の直系にあたると言われ、エーガーが殿とお嶽の管理、ウフメーが鏡が丘(チジンモー)と神酒(ウンサク)の管理、メーは鍛冶の管理、ウフヤが墓の管理をしたと伝わる。
まるで総務庁や文化庁、科学技術・・・等の行政機関の管掌業務があるかのようで興味深い。
拝所では、焼香台に酒をかけ、生米を添えて拝むという単純なものであったが、場所がいろいろなので、今後のために写真に収めて記録した。
また拝所ではないが、沖縄戦の避難先となった西側岩場の二つ洞窟へ向かい拝む。
多くの区民が避難して、一人の犠牲もなく過ごした洞窟。子孫を残してくれたガマにも感謝を捧げる。
年頭にあたり、それぞれの場所で、一年間の区民の無事息災と繁栄を祈願して回った後、公民館でおひらきの酒とオードブルでご馳走になった。
参加者の多くが昼間のうちに酒に酔い、家に戻れば一休みする。
夕方には酔いが醒め、そしてまた2R目が始まり年始の挨拶回りをする。
お酒の好きな男性にはなんとも堪らないニントゥーだろう(笑)


2011年1月 1日 14:45 |

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