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沖縄空手|館長のブログ

ひさびさ賑わう稽古場

第5回世界のウチナーンチュ大会が幕を閉じた。
県立武道館での空手道・古武道交流祭が済んで一息ついた感じだ。
首里城の下之御庭での奉納演武や県立武道館での高段者演武見学、一般演武への出演で三日間会場へ足を運んだ。更に4日目には県立武道館錬成道場での自主稽古と・・・先週は、結構忙しかったが、楽しい一週間だった。
交流祭へ出場して、演武を盛り立ててくれた皆さんへ深く感謝する。

CIMG5175.jpg既に寒露が過ぎ、朝夕が涼しく感じる頃だが、気温の乱高下が激しく風邪が流行っているようだ。
今日は午後から求道館の自主稽古日・・・少し早目に稽古場へ足を運んだ。
通りの掃き掃除と屋敷内掃除を済ませ、温まった身体をストレッチで解した。
定位置、移動の稽古後、型の反復練習をする頃、古武道のN君に、新顔のI君が求道館稽古に駆けつけてくれた。
I君は前回の世界大会交流演武時の練習で、恩師に直接教わったとき以来の求道館である。
CIMG5173.jpgN君の父親と恩師は旧知の間柄で、恩師が福州市の演武へ招聘されたときはN君の父親が世話役だった。

先日のウチナーンチュ大会の交流祭がきっかけをつくってくれた。
縁のあるメンバーで久しぶりに求道館が賑わいを取り戻し嬉しかった。
丁度区切りの良い時期に気持ちをリセットさせてくれるような・・・元気の出るような求道館となった。
忙しかった先週の疲れも吹き飛ばすような自主稽古となった。


2011年10月18日 19:47 |

自己練磨中

スウェーデンでクロスカントリーや合宿に続き、地域の敬老会(十五夜遊び&青年祭)、世界のウチナーンチュ大会など人前での演武発表の機会が例年になく多かった。
ウチナーンチュ大会の空手古武道交流祭も終わり一息ついた。
演武の成果はいろいろだが、心身の練磨は引き続き必要だ。
空手と古武道の稽古で心身が同時に磨ける最良の環境が整っている。
元気に楽しく過ごせる環境に恵まれていることに深く感謝している。

世界のウチナーンチュ大会を見学にきたM君へ、せっかくなので午前中に稽古へ誘った。
奥武山公園ではまだイベントの最中で錬成道場の一、二階が出演者の控え場所となって使えない。
幸い錬成道場の三階が一般使用が許されていたので、昨日に続き武道館での稽古で、気も引き締まる思いだ。
CIMG5171-1.jpgM君の型を少し見せてもらって、クーサンクーから練習を開始する。
キレの良い動き、技のシャープさをどう表現するか課題に取り組む。
限られた時間なので、自己の稽古場へ戻って取り組んで欲しい。
併せて津堅の棍の手順も、なんとか覚えて貰った。
継続することが最良の学習法なのだ。
無念無想で技が繰り出せるまで練習して、身体に練り込んで欲しい。

CIMG5170.jpg午後から中北部研究同志会の古武道稽古場へ参加した。ウチナーンチュ大会の空手古武道交流祭で高段者演武(スーパーリンペー、添石の棍)を演じたダブルT先生も既に稽古場へ到着。
疲れた様子もなく元気な顔で、普段の稽古が始まった。
久しぶりに棒、釵、トンファーのすべての型を繰り返して練習した。

午前中の時間に合わせ、本日の稽古時間は延べ5時間だった。
楽しく稽古に付き合ってくれた皆さんへ感謝する。
引き続き・・・心身練磨に取り組み、自分自身を磨きたい。


2011年10月16日 22:07 |

経験交流で学んだこと

朝から県立武道館では、空手道・古武道交流祭(KARATE AND KOBUDO EXCHANGE FESTIVAL)が開かれた。少年少女集団演武、大学生の集団演武、女性空手家達の集団演武に続き、11時から一般団体演武が始まった。

CIMG5160.jpg県空連をトップに、全沖の出番は二番目であった。沖縄剛柔会の75人の三戦(締め鍛練)は正に圧巻だった。
演武人数が少なくて残念だが・・・その後が少林寺流の演武だ。
武道館メインアリーナの広い会場で、千武館、洗心館、西原道場、その他から総勢14人がアーナンクー、セーサン、徳嶺の棍を力一杯演じた。
連続での三種目演武・・・後半に、呼吸の乱れによる動作の乱れが出てしまった。
課題の残る演武ではあったが、それに劣らず大切なことを掴んだ気もする。

大先生の高齢化の中、沖縄空手の継承・発展のため、平成14年から県が実施してきた「沖縄デジタルアーカイブ事業」のコンテンツ『Wonder沖縄』があった。
HPの追加・更新の頻度が少なかったものの、先人の残した空手の歴史や流派の型を世界へ発信する重要な役割を担っていた。
無形文化財保持者として恩師は、首里手系のトップを飾り、いつも少林寺流の存在感を示していた。
残念ながら、契約期間満了により、その事業も10年間で幕を閉じてしまった。(もうHPで観ることはできません)

三年前の沖縄伝統空手道世界大会では、セミナーや交流演武祭を盛り立てるため、県外からの応援を得て、それを成功させることができた。
いま、恩師に教わった空手の型を継承・発展する為にも、必要なことは何なのだろうか・・・
少林寺流門にできることは何だろうか。
恩師の遺した少林寺流の空手の型・・・技と心を後に伝えるためにも・・・
空手組織との連携と団結が必要だろうか・・・

人前の演武や舞台発表、競技への参加も、自ら取り組む身体の鍛練と心の修行のバロメータだ。
交流と経験を積んでこそ、次の目標を掲げ、自己を奮い立たせるのだ。
今回のウチナーンチュ大会の見学で来沖した千葉光風台道場のM君。
心ひとつにして演武に加わったのが嬉しかった。
修行の証しで「大会参加証」が一枚増えたM君も嬉しかったにちがいない。(感謝)


2011年10月15日 19:23 |

ちむぐくる結ぶ交流祭開幕

CIMG5136.jpg昨日の首里城での奉納演武に続き、県立武道館では空手道・古武道交流祭が始まった。
大会初日は、開会式の後、県内空手界の統一組織「振興会」を組織する四団体から20名の高段者が一堂に会して、それぞれが得意とする型を演じた。

全沖縄空手道連盟を代表する5人の先生(少林寺流から佐久川先生、剛柔流から知念先生・平良先生、上地流から瀬長先生、古武道から澤岻先生)方も、日頃の鍛練の成果を発揮することができただろうか。
CIMG5130.jpgそれぞれが長年磨いてきた技を力強く演じ、その独特な持ち味は会場の観客を魅了した。
武器を持たない平和を尊ぶ民の護身の術が、今、遠く海外でも普及・発展した。
いよいよ明日から各階層と一般の演武交流が始まる。
演武交流祭を通じて、沖縄の先人が培ったその肝心(ちむぐぐる)を多くの空手愛好家とともに、共有できることを誇りに思う。


2011年10月14日 16:18 |

ようこそ、故郷へ

第5回世界のウチナーンチュ大会が始まった。
報道によれば海外から過去最多の5194人、国内各地の県人会からも708人、計5902人が参加したという。
国内有数の移民県で戦前戦後を通じて、多くの地域で雄飛する先人たち。その当事者や二世、三世が23ヶ国・二地域から県系人が故郷に集結した。
昨日国際通りで行なわれた前夜祭パレードに続き、今日は午前10時から首里城公園下之御庭で琉舞と空手奉納演舞(武)があり、朝早くから見学に出かけた。
CIMG5086.jpg CIMG5110.jpg出演者は琉舞も空手も斯道を代表する先生方に加えて、空手の統一組織「沖縄伝統空手道振興会」を構成する四団体の会長らが首里城の王様の御前で醇美な舞と重厚な武を演じた。
空から小雨、あいにくの天気の中、首里城内の一般の観光客も足を止め、その奉納演舞(武)を見入っていた。
古典音楽では人間国宝のT先生など出演したが、空手部門では県指定無形文化財の先生方の演武が無かったのが少し寂しい感じがした。
雨の中で、足元の悪い環境で、奉納の演武をした四団体の会長さんには感謝する。

CIMG5129.jpg余談だが・・・城内から帰りのシャトルバスで人間国宝のT先生に出会った(^。^)
千載一遇のチャンスだ。車中で許可を得てシャッター押す・・・
実はT先生は同郷なので、挨拶だけはすることにした。
バスを降りたあと、亡き恩師のことや父のことも話して自己紹介する。
空手も古典音楽も「道」なので頑張れと話してくれたのが嬉しかった。

論語に「一以貫之」がある。柔軟な心・・・そして謙虚な態度・・・
頑固一徹でなく、他との協調があってこそ、一つのことが貫けるだろうか。
心して、修行したい。


2011年10月13日 21:23 |

イチャリバ 兄弟(姉妹)

今日の合宿は最終日。
20110929 007.jpg 20111001 012.jpg雨がぱらつく、曇りの空模様はスウェーデン滞在中に初めてだった。
合宿会場は宿から近いので、一人、徒歩で山道を歩いて、そこへ向かう。
道ばたにはキノコやシダ類がよく繁っている。
なんと、繁茂する道ばたの草木が凍っているではないか!?
寒くはあるが、情景の豊かさに見入ってしまう。
10分程で会場へ到着するが、少し時間jのルーズさは沖縄に似ているところもある(笑)
会場には、まだ誰も居なかったので入り口で待たせてもらう。

20111001 018.jpg20111001 001.jpg徐々に練習生が集まってきた。ほぼ昨日のメンバーに、新しい顔ぶれもあった。
屋内ランニングを済ませる。温まった身体にストレッチを施す。
全体で基本鍛練の定位置と移動の稽古をする。普及型Ⅰ、Ⅱを数回繰り返し行い、アーナンクー、セーサンを集中的に繰り返し行なう。一時休息して、新しい課題へ入る。
三グループへ分かれ、アーナンクー、セーサン、パッサイの練習を繰り返す。
型は鍛練・・・北欧の地でも定着して、頼もしく思った。

その後、沖縄古武道の棒の基本操法を学ぶ。
腰当てと肘当てとの違いをサンドバッグにて試してもらう。
これから古武道を学ぶ者が超えるべき課題だろうか。
「守破離」の如く・・・武術の修行は人生に深く関わる。
武術は、教わった以上の技法を深化と、限りのない修業を求めている。
限られた合宿の期間であったが、各自の目標は達成できただろうか。
沖縄が誇る伝統空手のこころを遠く離れた地でも共有して欲しい。

20111001 028.jpg 20111001 024.jpg夕方6時から温かく送別会へ招かれた。日中、都合で参加できなかったメンバーも参加してくれた。
美味しい料理の上、こころ温まるプレゼントまで頂く。
クロカンのゴール寸前のスナップショットは実にあり難い。
不安の中、少林寺門として初めて外国の地を踏んだ。
言葉の壁、文化習慣の違いもあるが、空手・古武道が媒体になって心が一つになる。
これからも「出会えば、皆、兄弟」のこころを伝えたいものだ。
(すべての道友に感謝して)

 


2011年10月 2日 22:54 |

合宿初日

20111001 001.jpg今渡航の目的の空手・古武道合宿が始まった。
国が管理するレスキュー学校の体育館で二日間の予定だ。
この稽古場にはレスキュー学校の教官が二名居るそうだ。
午前9時から午後4時半までの初日に、ローカル紙の新聞記者まで取材にみえた。
これからこの地での沖縄空手・古武道の普及・発展に期待を寄せたいものだ。
午前中は定位置、移動の基本稽古、普及型、アーナンクー、セー20111001 005.jpgサン、ワンシューの団体練習を繰り返す。後半には三グループに分かれて、アーナンクー、セーサン、パッサイの型を一層深め、古武道研修へ入る。(社団)沖縄古武道連盟の棒の基本稽古をたっぷりと行なった。

20111001 004.jpgトレ・ローザのレストランで昼食を摂り、一時休憩する。
一時間ほどアットホーム的な雰囲気でゆったりと過ごす。

午後は普及型とアーナンクーの反復練習の後、古武道の型研修を教本に基づき行なった。
さらに全体で、午前に続き基本操法を確かめた後、ニグループに分かれ、津堅の棍と朝雲の棍を繰り 20111001 008.jpg返し練習する。

一日目の後半は、上級者のみで周氏の棍の練習をしながら、理合や分解の説明も行なった。
ロバートのスウェーデン語の翻訳で「日頃の稽古の心得」が説明された。
多くのメンバーが理解して、型稽古の目的を理解して欲しいと思う。
午後四時半、合宿初日が無事終了する。


2011年10月 1日 00:40 |

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