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沖縄空手|館長のブログ

方言による指導の意義

イバァー君が来沖して4週目に入った。
沖縄空手道少林寺流命名の碑が建つこの場所での練習が4回目を数える。
馴れない暑さで苦労した最初の頃に比べ、動きも落ち着いてきた。
空手や古武道を通じてのやり取りする日本語や琉球語の学習で意思の疎通も可能となった。
PO20120724_0016.jpg今では、口から出任せの愉快な琉球語まで飛び出し、アットホーム的な稽古場になりつつある。
現地から託され集中的に観て来たパッサイの型の出来栄えをめぐり、「とぉー、なま、やさ!!」と流暢な方言を話すことがある。
その意味を察してか・・・他のメンバーの型が終了するとタイミングよく、「トォ~、ナマ、ヤサイ!?」と話すまでになった。最近は沖縄で、若い人は日常会話で方言を使わないので、この囃子言葉を知る人も少ない。(笑)
なんで空手の稽古が「オォ~、生野菜!?」なのだろうと頭をひねっても解けぬだろう(笑)
だが・・・、稽古による日々の技量の向上は本人も実感中なのだろう。
なるほど、That's Right!!と理解しているようだ。(笑)
PO20120724_0017.jpg昨年スウェーデン滞在中に、空手・古武道の稽古を通じて、言葉の壁があっても十分意思疎通が可能なことを実感した。
沖縄での修行を希望する声がある。今後も外国人の研修受け入れはあるだろう。
可能な限り語学力は身につけなければならないが、琉球語の活用による指導も考えたい。
空手の本質に迫る意味の深い言葉も琉球語にはあるだろう。
ガマクやチンクチ、アティファなど・・・多くの言葉が引用されるが、必ずしも正しいとは思えない。
土地に伝わる文化の醸成も伝承も、その土地の言葉抜きには語れないのだ。

目の前の宝をもっと大事にしよう!!
先祖の残した諺「キラマー ミーユシガ、 マチゲー ミーラン(灯台もと暗しの意)」の意味を肝に銘じたい。


2012年7月24日 21:17 |

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