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沖縄空手|館長のブログ

武士松村の番屋跡

Ivar君の空手修行も残すところ一週間。
週4日から5日の稽古を入れてきた。集中的な稽古が功を奏して、仕上がりは順調に行っている。
今日は夜の練習日で町武道場を予約している。
PO20120726_0019.jpgその前に、ちょっとした観光地めぐりをする。とは言っても少し寄り道するだけだ。
琉球王家最大の別邸で国王一家の保養や外国使臣の接待に使われたという識名園を観て回った。

沖縄空手の中興の祖、武道の指南役の松村宗棍先生が務めた番屋跡も見て回る。
喜屋武朝徳先生や吉村仁斎先生が空手を教わったのも、この場所として記録がある。
PO20120726_0011.jpgPO20120726_0009.jpg首里手系の空手を習うものが是非観ておきたいところである。
さらに、添石の棍を編み出した添石翁もここでの務めあったという。
沖縄空手と沖縄古武道に関わりが深い場所である。
さらに生前、恩師が無形文化財保持者となったとき、DVD作製の為、撮影会を行った場所である。
自身、あの撮影会後の訪問で、いろいろと込み上げるものがあった。御殿にてしばらく禅を組ませたが・・・初めて足を運んだ御用邸は、Ivar君にはどう感じただろうか。

近くで夕食を摂り、武道場での稽古が始まった。
明日、明後日の行事もあるので、今日は二人で集中稽古となった。
限られた時間なので空手と古武道を有効に配分して、休止無しの稽古となった。
大型の扇風機をまわすが、発汗を抑える効果は全くない。
現地から託された正しい型の習得が目的なので、そう多くの型には入らない。
また多くを語らず、胸にストンと落ちて、身体で納得するまで繰り返す方法だけである。

PO20120726_0029.jpgいろいろな方々の練習や研修を見てきた。長い時間を掛けて教え教わることは、最も大事なことを示しているだろうか。
少林寺流が習う型が少ない中で、時間を掛けて仕上げていく意義をもう一度考えよう。
セーサンと五十四歩は、識名園で喜屋武先生が松村先生に教わった型である。
もっとも特徴的で、鍛練上の重要な意義を持つ型に、更に時間を掛けて磨きたいものだ。

 


2012年7月26日 22:44 |

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